カメの水槽の水を綺麗にする方法

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ミドリガメを2匹飼っているのですがいろいろ何かと手間がかかります。
一番大変なのは水が汚れることです。
うちのカメは、3歳くらいのオスとメスのミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)で最終的には最大甲長28センチメートルになり、オスよりもメスの方が大型になるそうです。
今のところはメスが20センチメートル、オスが10センチメートルで断然メスが大きく育っています。
小さな頃は水槽の外にある小型ポンプからエアーを送ってブクブクするだけでよかったのですが、途中からフンの量が増えていき臭いは汚いはでどうしようもなくなってきました。
そこで試しにカメ用の小さなろ過器を買って設置してみました。
小さなポンプを直に水中に入れて水を吸い込み、その先のフィルターを通して水をろ過して元へ戻すという感じのものでした。
しかし、これでは小さくてフィルターがすぐに汚れてしまいいくら運転しても水は綺麗になりませんでした。
水がカメの糞尿で汚れると3つの問題が起こります。
1つは糞尿の濃度が高くなるとカメがアンモニア中毒になったり衛生状態が悪くなって寄生虫や感染症にかかりやすくなります。
2つ目に見た目と匂いの問題があります。
とにかく臭いです。
そして見た目も茶色く濁って汚いです。
放っておくと部屋の中で飼うには適さない状態になります。
3つ目はフィルターがすぐに詰まるからすぐに掃除しなければならないので水換えやフィルターなどのお掃除が頻繁に必要になってとてつもなく手間がかかります。
3つの問題点を克服するためには大型水槽用の大きなろ過器を考えましたが消耗品のフィルターも含めて値段が高いこととメーカーの説明にはカメ用とうたっていないので、やはり不安でした。
いろいろ考えた末、結局自作することにしました。
大きなフンの塊は発見次第自家製の吸い取り装置で吸い取りますが、それ以外でも結構な水量を浄化しなければなりません。
思案した結果、仕様はポンプで水を汲み上げて水槽上部のろ過槽でろ過後水槽に水を戻すという上部フィルター方式に決めました。
材料はポンプ以外、ほぼ全て百均か家にあるものでまかなえました。
百均で買ったのは、小さめのプラスチックのゴミ箱 → ろ過槽本体
灯油ポンプ、水道ホース → ポンプで水を汲み上げるパイプ
洗濯ネット、各種スポンジ、金魚の砂利(軽石) → ろ過フィルター
フック類、結束バンド → 設置、組み立て用
あと家にあったヨーグルトの容器とプリンの容器を使って穴を開けたり引っ掛けたりして組み立てました。
なんやかやで丸一日くらい作業して完成しました。
1日運用してみた結果、糞尿で濁っていた水がクリアな水に変わりました。
とっても綺麗です。
市販のバクテリアを入れたので近づかなければ匂いもしません。
我ながらほぼ満足な結果で大成功だったと思います。
時間ができればまた後日、その後の経過とともに手作りろ過器の作り方を詳しく掲載したいと思います。
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