
いよいよ今月11月から来年(令和5年)1月に、中国が尖閣諸島や台湾に侵攻するのではないかという情報が出てきました。
日本の戦略と、今一番自衛隊に必要な原子力潜水艦の能力をどうやって手に入れるかを考えてみました。
日本政府と自衛隊は準備不足なのか?
前述の様に、早ければ今月にも尖閣・台湾侵略が始まるかもしれないと言われている今になって、政府は巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討すると発表しました。
また、最近の自衛隊から聞こえる情報では、弾薬、部品不足が深刻で、防衛省は継戦能力に危機感を持っているとのことです。
本当にそうなら大変なことです。が、これは本当なのでしょうか?
いくら親中の岸田政権でも、習近平が3期目を決める前後でこの様な情報を続けて出すのは何か意味があるのではないでしょうか?
例えば、すでに自衛隊とアメリカ軍は人民軍を迎え撃つ準備を済ませているとか…
尖閣諸島の守り=台湾を守る切り札
台湾侵略で人民軍はまず、尖閣諸島を取りに来るとする専門家の意見があります。
中国としては、尖閣にミサイルなどの部隊を設置されると台湾に手を出しにくくなります。
しかし、台湾よりも攻略し易いとされる尖閣諸島を速攻で取ってしまえば、人民軍が台湾を容易に包囲して侵略できる可能性が高くなります。
そこで東シナ海や台湾の周辺海域に、米軍の原子力潜水艦が集結しているという噂があります。
だが、人民軍が尖閣諸島を急襲する場合はまず自衛隊がそれを阻止しなければ、表立って米軍は動けません。
自衛隊もそれを承知しているので、事前に準備はしているはずだが、準備が進んでいるという報道はいっさい聞こえてきません。
今の自衛隊に必要なのは原子力潜水艦?
人民軍は漁民を偽装した船団で尖閣に上陸し、人民保護を名目に海警船や戦艦を投入するとも言われていますが、私は最初から戦力を投入するのではないかと考えています。
どちらにせよ尖閣諸島に対して中国は、日米を上回る大量の戦艦、原潜と戦闘機、ドローン、それに中国本土からのミサイルで飽和攻撃が可能な状態です。
現状の自衛隊で興味深いのは新しく創設された水陸機動団や電磁波を使った部隊などがありますが、前述の飽和攻撃にどれだけ耐えられるのかは未知数です。
人民軍が尖閣に上陸した場合は、まだ優位性を持っているとされるF-35も対空ミサイルなどで戦況は苦しくなります。
しかし、潜水艦なら浮上しなければ攻撃を受ける可能性が低くなります。
そして原子力潜水艦ならば充電のために浮上する必要もない上に、かなりの速力が出せるので随分有利な戦いができるのですが、残念なことに自衛隊は原潜を保有していません。
自衛隊の潜水艦を原潜の様に運用する方法


通常の潜水艦ではバッテリー残量によって潜航距離と速度が制限されます。
自衛隊の最新潜水艦が沖縄から出航しても尖閣諸島まで随分時間がかかりますし、戦闘海域で長時間潜航できないので、米軍を当てにできない初期の戦闘で出遅れたり火力不足になる可能性が高いのではないでしょうか。
そこでここから先は私の妄想ですが、現実的に最良のプランとして自衛隊の潜水艦を原潜化する方法を考えてみました。
妄想ではありますが、素人が思いつく様なことなので既に考慮済みの様な気もしますし、安価で簡単に実行できると思うので、案外すでに実現しているかもしれません。笑
潜水艦を原潜化といっても実は簡単で、原子力を使うのではなくて、潜水艦が浮上して充電しなくてもいい様にするだけです。
具体的には、尖閣諸島の近くにあらかじめ充電用のバッテリーを鎮めておいて、水中で潜水艦を接続してひっそりと急速充電ができる様にしておけば色々有利に戦えるのではないでしょうか。
もちろん鎮めたバッテリーもある程度の自走ができればなお良いかもしれません。
バッテリーを使い切ったら、退役した「おやしお級」潜水艦などを使って、給電用バッテリーを時々充電してやる必要はあります。給電ができるなら充電もできるはずですなので、たぶん問題はありません。
前に【戦略EMPミサイル構想】の記事で書きましたが、深い深度の自動充電技術は水中ドローン用として三菱が完成させています。ですから技術的には何の支障もないはずです。
原潜を保有することを考えればめちゃくちゃ安くて、直ぐにでもできるのではないでしょうか?
私はこれに近いか、これ以上のものを既に自衛隊が保有していると勝手に思っています。
安くて早くて、人民軍の水上艦と陸上部隊に、ある意味射程外からミサイルを叩き込めるのでかなり有利になるはずです。
あとは敵の大量の原潜が気になりますが、静粛性では負けないし、開戦以降は米軍の原潜も加わるはずです。
ある程度の制空権を取ればP-1やF-2での敵原潜の排除も可能です。


本当に妄想ではありますが、上記の様な準備が整っているので最近の「自衛隊はやばいぞー」のような記事をわざとリークしているとしか思えないのは、私だけでしょうか?
まあ、本当の妄想なら本当にやばいかもしれませんが。。。
最後までご精読いただきまして、心から感謝いたします。NZ★